確定申告とは、所得にかかる税金を計算し、税金を支払う手続きのことです。毎年3月に、前年に働いた分の確定申告をする形となります。
それでも確定申告は面倒ですし、慣れてないと調べながらで丸一日かかったりするので、できればやりたくないですよね。ではどういった人がやる必要があるのでしょうか。
簡単に説明をすると、20万円がボーダーとなります。20万円以下の収入であれば確定申告は不要です。逆に、20万円を超えているのであれば、必ずしなければなりません。ちなみに収入が20万円を超えていても、経費等を引いた金額が20万円以下であれば、確定申告は不要です。
そのため、これから副業を始める方は、収入の額に加え、経費がどれくらいかかったかなど、きちんと記録しておきましょう。
副業が会社にバレてしまう理由の大半が、住民税の徴収時です。会社で支払っている給与から算出される住民税よりも高い金額が会社に請求が来ることで、給与以外の収入があることが会社にバレてしまいます。そのため会社にバレない様に副業をするためには、以下の対策が必要です。
まずは確定申告を必ず行ってください。20万未満は申告の必要がないということは有名ですが、確定申告をしないからといって、会社にバレないということではありません。むしろバレるリスクを無くすのであれば、20万以下でも確定申告をする様にしましょう。その上で「住民税・事業税に関する事項」にある徴収方法を「自分で納付」を選択します。これで副業分の住民税は自分で収めることとなり、住民税によって会社に副業がバレることがなくなります。
ここで一つ注意しなければならないのが、役所側のミスです。「自分で納付」にチェックをつけていたとしても、役所側が間違えて会社に請求してしまうことがあります。そのため確定申告後は、念の為、自分が住んでいる役所に電話をして、きちんと「自分で納付」になっているかを確認しておきましょう。